51探花

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平成24年 東北大学総長 年頭所感

 东日本大震灾に被灾された方には心よりお见舞い申し上げるとともに、復兴に尽力されている皆様には安全に留意されご活跃され一日も早く復兴できることをお祈りいたします。

 昨年3月11日に発生した东日本大震灾から早くも10か月が経ちます。未曾有の大震灾は、多くの人命を夺い、地域社会に壊灭的な被害を与え、被灾された方は、今なお惨祸の最中にあります。私は、この大震灾の悲惨な现実を直视するごとに、深く心が痛みます。と同时に、人间の生存と尊厳を揺るがす过酷な体験は世界の国々に共通するものであり、「9.11」がアメリカ、そして世界を変えたように、「3.11」が日本、そして世界を変えていくものと思います。人类は未曾有の灾祸を繰り返し経験してきました。その中で先人达は、その当时にあっては未曾有の灾祸と向き合い、英知を探り、生き延びてきました。「3.11」の后も、今を生きる私たちの英知と创造により未来を切り开いていかなければなりません。
これまで东北大学は、100年余という歴史の中で様々な困难に直面しながらも発展してきました。その原动力は、「研究第一」、「门戸开放」、「実学尊重」を基本に据えながら、絶えざる研究?教育の创造により、社会からの信頼、尊敬、そして爱情という财产を积み上げてきたところにあります。そして今を生きる东北大学も、误解を恐れずに言えば、この「3.11」の経験を人类共通の资产として、安全?安心社会の创生を目指した新たな人类社会へのパラダイムシフトの実现に全力を尽くすことが使命であると考えます。その决意は、第二期中期目标?中期计画、井上プラン、そして灾害科学国际研究所の设置など平成24年度概算决定にも込められています。

 私が年头にご挨拶をさせていただくのはこれで6回目となります。
井上プランに取り组んだ5年余を経て、东北大学のプレゼンスは着実に向上し、様々な取组が実を结びつつあります。このような成果は、东北大学の皆さんの実践躬行の赐物であることを强く感じております。
「私たちは歴史というものを自分とはほとんど関係のない远く离れたもののように思っている。(中略)しかし、私たち一人ひとりにも确かな歴史があるのだ。それは日々の歴史だ。(中略)おじけづいて着手せずにこの一日を终えるのか、怠慢のまま送ってしまうのか、あるいは、勇猛にチャレンジしてみるのか、昨日よりもずっとうまく工夫して何かを行うのか。その态度一つ一つが、自分の日々の歴史を作るのだ。」この言叶は、ニーチェの『悦ばしき知识』の中で述べられたものです。
 东北から将来の日本を先导することが求められています。国立大学法人の主体的な机能强化を実现することも求められています。今まさに国立大学法人东北大学の真価が问われています。これまでの常识に捉われず、东北から日本を変えていきましょう。そして、皆さん全员がその主人公です。皆さん一人ひとりの英知、チャレンジ精神、そして行动によって、东北大学は世界リーディングユニバーシティとしてしっかり歩んでいけるものと确信しています。

 さて、新たな年を迎え、私の総长としての任期も残すところ3か月となりました。しかし、ここで立ち止まることなく、揺るぎない将来ビジョンを见据えた大学の改革を着実に进めていくとともに、世界リーディングユニバーシティとして人类社会の発展に贡献する活动を展开しながら、次期総长にバトンを渡したいと思います。
最后になりましたが、今回の大震灾は私たちに「绊」の重要性を再确认させてくれました。改めて皆様の强力な御支援、御协力をお愿い申し上げて、年头の挨拶とさせていただきます。
本年もよろしくお愿いいたします。

平成24年1月4日 东北大学総长 井上 明久

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