2016年 | プレスリリース?研究成果
リチウムイオン電池からイオン制御可能な磁石の創出に成功 ―電気的にスイッチング可能な磁気デバイスの創出に貢献�D
国立大学法人東北大学 金属材料研究所の谷口耕治准教授、宮坂等教授らは、リチウムイオン電池に金属錯体から成る分子性材料を電極として組み込むことで、人工的にイオン制御可能な磁石を創り出すことに成功しました。リチウムイオン電池のイオン挿入機能を介して、電極材料中の金属錯体と連結した非磁性の分子に電子を導入し磁気モーメントを付与することで、物質全体に磁石としての性質を発現させました。さらに電池の放電状態を制御することで、磁気相転移温度を変化させることにも成功しています。
本研究の结果は、本来は磁石ではない物质を、イオン挿入という电気的な手法で人工的に磁石に変え得ることを示した初めての例であり、新しい机能性磁石の设计指针を与えるものです。また今后、リチウムイオン电池の可逆的な充放电机能を利用することで、电気的にスイッチング可能な磁気デバイスの创出につながることが期待されます。
本研究成果はドイツ化学会誌「Angewandte Chemie International Edition」に受理され、近日公開される予定です。
リチウムイオン电池を用いた人工的な磁石创出の概念図。电池の放电により、リチウムイオン(黄)と电子(緑)が同时に正极物质に导入される。电子は电子受容体分子の罢颁狈蚕诱导体に选択的に注入され、磁気モーメント(赤矢印)が発生した结果、物质全体が磁石となる。
问い合わせ先
<研究に関すること>
谷口 耕治(タニグチ コウジ)
東北大学金属材料研究所 錯体物性化学研究部門 准教授
罢贰尝:022-215-2032
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宫坂 等(ミヤサカ ヒトシ)
東北大学金属材料研究所 錯体物性化学研究部門 教授
罢贰尝:022-215-2030
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<报道に関すること>
横山 美沙(ヨコヤマ ミサ)
東北大学金属材料研究所 情報企画室広報班
罢贰尝:022-215-2144
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