2019年 | プレスリリース?研究成果
サイバー空間でレジリエントな地域?都市のデザインを支援するX-GIS(eXtended GIS)の開発
【発表のポイント】
- 数値シミュレーション*1と骋滨厂*2との融合を可能とする地域?都市のデザインツールの开発を进めている。
- 新しい地域?都市のレジリエンス向上を意図したデザインのための効率的な意思决定をサポートし、そのプロセスや効果を可视化可能とする。
- 数値シミュレーションに必要な入力データの生成、およびその结果の表示や分析が可能であり,防灾対策の効果をシミュレーションの中で确认できる。
- 実空间における灾害(津波や地震动)の様々なシナリオや、灾害復兴时における段阶的な整备効果をサイバー空间*3の中で検証することができる。
- 灾害のリスク评価や情报分析を统合环境の中で実行可能な、防灾?减灾の実务に寄与する灾害情报プラットフォームとして随时さまざまな机能を追加できる。
【システム概要】
东北大学灾害科学国际研究所と日本工営株式会社の共同研究として、X-GIS(eXtended GIS)の開発を進めています。X-GISとは、レジリエントな(災害からの回復力の高い)地域?都市のデザインを支援することが可能な、数値シミュレーションと骋滨厂(Geographic Information System:地理空間情報システム)を融合したシステムです。このシステムの中では、サイバー空間の中で実空間(実際の生活空間)の地形、地下構造、構造物、その他災害に関連する様々な情報を地図情報と関連付けて一元的に管理することが可能であり、それらの情報から数値シミュレーションに必要な入力データを生成することができます。また、シミュレーション結果をシステム上でわかりやすく可視化することができます。これにより、仮想空間の中で災害リスクの評価、防災対策の効果の検証、復興時の効率的な方針策定などが可能となります。例えば、「地域?都市内部の中で地震時のリスクが高い部分はどこか?」「津波の防潮堤の建設によってどの程度被害を軽減できるのか?」「発災前よりも災害に強い地域にするための町並みは?」などの問いに答える材料を出力することが可能です。
地震リスク评価の例
【用语解説】
注1. 数値シミュレーション
物理や数学、およびコンピューターを使って,実现象の物理现象を表现することを意味する。ここでは、特に灾害のシミュレーションを意味する。
注2. GIS(Geographic Information System:地理空間情報システム)
地理的位置と各种データ(空间データ)を総合的に管理し、情报を视覚的に表示したり分析したりすることを可能にする技术である。
注3. サイバー空間
ここではGIS上で表現される地域?都市の仮想空間を意味する。第5期科学技術基本計画で提唱されたSociety 5.0 でもサイバー空間とフィジカル空間(実空間)の融合が基盤となっています。
问い合わせ先
东北大学灾害科学国际研究所计算安全工学研究分野
教授 寺田 賢二郎(てらだ けんじろう)
电话番号:022-752-2132
Eメール:迟别颈蔼颈谤颈诲别蝉.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)