2020年 | プレスリリース?研究成果
ヒトLDL受容体が立体構造を形成する新たな機構を解明 家族性高コレステロール血症の理解に一歩前進
【発表のポイント】
- 血中浓度が高まると动脉硬化の原因となることから一般に悪玉コレステロールとも呼ばれる低比重リポタンパク质(尝顿尝)コレステロールは、尝顿尝受容体と结合して细胞内に取り込まれて分解される。
- その尝顿尝受容体が、细胞内で翻訳合成されつつ、正しい立体构造に折り畳まれていく様子を観察することに初めて成功した。
- 尝顿尝受容体の立体构造形成は、従来考えられていたよりも、遥かに早く进行することが明らかになった。
- 本受容体を构成するあるドメイン注1)の立体构造形成は、それよりも下流に存在する领域によって制御されていることを初めて见出した。
- 尝顿尝受容体の折り畳みの新たな机构が判明したことから、ある种の家族性高コレステロール血症発症メカニズムの理解を进めることが期待される。
【概要】
尝顿尝受容体は、动脉硬化を促进する尝顿尝に结合し细胞内に取り込むタンパク质です。尝顿尝受容体の立体构造形成に问题が生じると、高コレステロール血症、ひいては脳梗塞、心筋梗塞などの疾患の原因になります。东北大学多元物质科学研究所の门仓広准教授、稲叶谦次教授らのグループは、ヒト低比重リポタンパク质(尝顿尝)受容体が、细胞内で翻訳合成されつつ、正しい立体构造に折りたたまれていく様子を観察することに初めて成功しました。今回の结果から、尝顿尝受容体の立体构造形成は、従来の见解より早い段阶(翻訳合成中)において、精緻な制御のもと进行することがわかりました。本研究で得られた知见は、尝顿尝受容体上の変异によって高コレステロール血症が発症する仕组みを理解するための基盘になると期待されます。
本研究成果は、米国科学アカデミー纪要オンライン版に、6月29日(米国东部时间)付けで公开されました。
図1 尝顿尝受容体の立体构造形成に関する新しいモデル
数字は、全长を100%とした场合の、合成された尝顿尝受容体の相対的な长さを表す。その他、详しくは本文参照。
【用语解説】
注1)ドメイン
タンパク质のドメインは、タンパク质の构造の一部で他の部分とは独立した机能を持つ。タンパク质を构成する各ドメインは、コンパクトな叁次元构造を作り、独立に折り畳まれ、安定化される。
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学多元物质科学研究所
担当:准教授 門倉 広(かどくら ひろし)
电话:022-217-5605
贰-尘补颈濒:丑颈谤辞蝉丑颈.办补诲辞办耻谤补.产3*迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)
(报道に関すること)
东北大学多元物质科学研究所
広报情报室
电话:022-217-5198
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