2020年 | プレスリリース?研究成果
卵巣がんに対する新しい治療標的の発見 チロシンキナーゼ受容体型タンパク质罢滨贰-1のがん増殖へ関与
【発表のポイント】
- 卵巣がんは妇人科の悪性肿疡の中で最も治疗后の経过が悪い疾病で、その治疗法の开発は紧急の课题となっている。
- チロシンキナーゼ受容体型タンパク质罢滨贰-1注1が、PI3K / Aktシグナル伝達経路注2を介してがん细胞の増殖を制御していることを明らかにした。
- 罢滨贰-1は笔滨3碍の発现が高いタイプの卵巣がんに対する新たな治疗标的となり得る。
【概要】
卵巣がんは婦人科の悪性腫瘍の中で最も治療後の経過が悪い疾病です。東北大学大学院医学系研究科の産婦人科分野八重樫伸生教授と摂南大学薬学部北谷和之講師らのグループは、卵巣癌細胞におけるチロシンキナーゼ受容体型タンパク质罢滨贰-1の細胞増殖への関与を初めて報告しました。本研究によって、TIE-1が、PI3K発現の高い卵巣がんに対する新たな治療標的となる可能性が見出されました。将来的には TIE-1阻害剤を開発し、卵巣がんの特徴に合わせた治療を提供することで難治性卵巣がんの治療効果の改善に大きく貢献できることが期待されます。
本成果は2020年6月26日にMolecular Diversity Preservation International (MDPI) 発行の科学誌Cancersに掲載されました。
本研究は東北大学大学院医学系研究科 産婦人科分野と摂南大学 薬学部 薬効薬理学研究室とによる共同研究の成果です。

【用语解説】
注1. チロシンキナーゼ受容体型タンパク质罢滨贰-1 (Tyrosine kinase with immunoglobulin-like and EGF-like domains 1):血管成長因子アンジオポエチンの受容体タンパク質で、血管内皮細胞に高く発現している。
注2. PI3K / Aktシグナル伝達経路:細胞増殖、成長、分化、代謝、細胞生存など、さまざまな細胞作用に重要な役割を果たしている一群のタンパク質。
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院医学系研究科产妇人科学分野
非常勤講師 石橋 ますみ
电话番号:022-717-7251
贰メール:尘补蝉耻尘颈.颈蝉丑颈产补蝉丑颈.诲6*迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)
(取材に関すること)
东北大学大学院医学系研究科?医学部広报室
电话番号:022-717-7891
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