2020年 | プレスリリース?研究成果
NRF2活性化が加齢性難聴を遅延させる 酸化ストレス除去能を持つ物質を用いた新たな予防法の可能性
【発表のポイント】
- 生体の酸化ストレス応答注1を担うタンパク质狈搁贵2が、加齢性难聴の进行を抑制することがわかりました。
- 狈搁贵2を活性化させる薬剤や食品成分を利用することが、加齢性难聴の新たな予防法になるものと期待されます。
【概要】
加齢性难聴(老人性难聴)は、加齢に伴ってみられる聴力低下であり、现代の超高齢社会において、その患者数はますます増加していくことが予想されます。
东北大学加齢医学研究所?遗伝子発现制御分野の本桥ほづみ教授の研究グループは、同大学院医学系研究科?耳鼻咽喉?头颈部外科学分野の香取幸夫教授らと共同して、生体の酸化ストレス応答を担うタンパク质狈搁贵2の活性化が、加齢性难聴の进行を抑制する効果があることを発见しました。狈搁贵2が全身で活性化しているマウスでは、内耳蜗牛で加齢に伴い蓄积する酸化ストレスが减少し、聴力の低下も防がれることを明らかにしました。本研究の结果から、狈搁贵2を活性化させることが加齢性难聴の新たな予防法になることが期待されます。
本研究成果は、12月14日に英国の学術誌npj Aging and Mechanisms of Disease誌に掲載されました。
図1:蜗牛の加齢性変化
加齢に伴う酸化ストレスの蓄积によって、聴力にとって重要な蜗牛内の细胞や构造の消失や変性が生じる。
【用语解説】
注1. 酸化ストレス応答:体を構成する核酸やタンパク質、脂質などが、酸化されることで変化してしまう状況を回避するために、体に備わっている防御機構。
问い合わせ先
东北大学加齢医学研究所
担当 本桥ほづみ
电话 022-717-8550
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