2021年 | プレスリリース?研究成果
染色体の誤った結合を"ふるい落とす" 染色体数を正確に保つための新たなしくみの発見
【本学研究者情报】
〇本学代表者所属?职?氏名:加齢医学研究所分子肿疡学研究分野?教授?田中 耕叁
【発表のポイント】
- 细胞分裂の际、染色体が纺锤体上で反復运动(オシレーション)を行うことによって、微小管との误った结合を解消し、染色体数の异常が起こるのを防いでいることがわかりました。
- がん细胞では、染色体オシレーションが减弱しており、これががん细胞でよく见られる染色体异常の一因ではないかと考えられます。
【概要】
染色体数が细胞分裂を通じて正确に保たれるには、纺锤体注1上で染色体が微小管と正しく结合する必要があります。东北大学加齢医学研究所?分子肿疡学研究分野の家村顕自助教、田中耕叁教授らの研究グループは、国立遗伝学研究所の夏目豊彰助教?鐘巻将人教授、畿央大学の前原佳代子教授と共同して、染色体オシレーションとして知られている染色体の纺锤体上での反復运动が、染色体と微小管との误った结合を解消することで、染色体が不均等に分配されるのを防いでいることを明らかにしました。がん细胞株では正常细胞株と比较して染色体オシレーションが减弱しており、このことが多くのがん细胞で见られる染色体异常の一因ではないかと考えられます。
本研究成果は、5月14日に学術誌Journal of Cell Biology誌に発表されました。
図1 染色体分配の过程
染色体は纺锤体を形成する微小管と结合し、纺锤体中央に整列した后、両极へと分配される。
【用语解説】
注1 紡錘体:細胞分裂の際に染色体を分配するための構造物であり、2つの中心体が極となって、そこから伸びた微小管が中央で重なり合うことで紡錘形をとる。
问い合わせ先
东北大学加齢医学研究所
教授 田中 耕叁
电话 022-717-8491
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