2021年 | プレスリリース?研究成果
口腔内細菌に対するエタノールの二面的生物作用 ―発がん物質産生基質としての働きと静菌?殺菌作用―
【本学研究者情报】
〇大学院歯学研究科 教授 髙桥信博
【発表のポイント】
- エタノールには、二面的生物作用(静菌?杀菌作用/口腔内细菌による発がん物质アセトアルデヒド产生基质としての働き)があります。しかし、エタノール浓度とこれらの作用との関连について、その详细は不明でした。
- 培养した口腔レンサ球菌に対するエタノールの二面的生物作用について、浓度による境界は明らかではなく、重复していることが示されました。
- また、饮酒时相当の低めのエタノール浓度では、口腔レンサ球菌に対する杀菌作用は小さく、むしろアセトアルデヒド产生が高くなることから、长时间?频繁な饮酒によって、発がんリスクを高める可能性が考えられます。
【概要】
古くから高浓度のエタノールは静菌?杀菌作用を持つことが知られていますが、近年、口腔内细菌がエタノールから発がん物质であるアセトアルデヒドを产生し、口腔がん発生のリスクを増加させていることに注目が集まっています。东北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の髙桥信博教授、鷲尾纯平讲师および同研究科口腔システム补缀学分野の互野亮助教らの研究グループは、エタノールの持つこの二面的生物作用とその浓度との関连について明らかにしました。
口腔内で代表的な菌株である口腔レンサ球菌を用いて、様々なエタノール浓度(约0.05-50%)における、アセトアルデヒド产生能、细菌増殖速度、エタノール接触后のコロニー形成能を测定したところ、エタノールの二面的生物作用を示す浓度に関して、明确な境界は无く、一部重复していることが分かりました。とくに饮酒时に想定される中浓度のエタノール环境下では、静菌?杀菌効果は低く、细菌のアセトアルデヒド产生能はむしろピークに达することが明らかとなりました。
本研究成果は、令和3年6月9日付でJournal of Oral Microbiology誌に掲載されました。
図:本研究の概要
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院歯学研究科
口腔生化学分野
教授 髙橋 信博(たかはし のぶひろ)
講師 鷲尾 純平(わしお じゅんぺい)
電話 022-717-8294 / 8295
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(报道に関すること)
东北大学大学院歯学研究科
広报室
电话 022-717-8260
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