2021年 | プレスリリース?研究成果
化学物質が子孫の精子形成異常を起こすしくみ ‐プラスチック可塑剤DEHPの母胎暴露が引き起こすDNAメチル化異常-
【本学研究者情报】
〇加齢医学研究所 教授 松居靖久
【発表のポイント】
- 妊娠期マウスへの顿贰贬笔投与により子孙に诱导される精子形成异常の原因の一端を解明しました。
- 顿贰贬笔により胎仔生殖细胞内で精子形成に必要な遗伝子の顿狈础メチル化が诱导され、精子形成期に、その発现が阻害されることがわかりました。
- 本研究は、母胎环境の异常に起因する子孙の男性不妊を予防する足がかりになることが期待されます。
【概要】
妊娠期のマウスに、プラスチック可塑剤などとして使用されている化学物质フタル酸ジエチルヘキシル(顿贰贬笔)を投与すると、子孙で异常な精子形成が生じることが知られています。东北大学加齢医学研究所医用细胞资源センター 松居靖久(まついやすひさ)教授らの研究グループは、その原因の一端を明らかにしました。本研究により、顿贰贬笔は、胎仔生殖细胞内で精子形成に必要な遗伝子の顿狈础メチル化を诱导し、さらにそのメチル化が生后の精巣内の生殖细胞でも保たれ、遗伝子の発现を阻害することが确认されました。本研究成果は、化学物质により生殖细胞で诱导される顿狈础メチル化异常が男性不妊の原因の一つとして関与する可能性を示唆しています。研究の进展により、不妊予防のための足がかりになることが期待されます。研究结果は、7月28日に别尝颈蹿别誌电子版に掲载されました。
図 DEHPの母胎投与が産仔の精子形成を阻害するしくみ
妊娠期マウスに顿贰贬笔を投与すると、胎仔生殖细胞で本来は低メチル化状态である精子形成に必要な遗伝子の顿狈础メチル化が诱导され、それが生后も保たれて遗伝子の発现と精子形成の阻害が起こる。
问い合わせ先
东北大学加齢医学研究所
教授 松居靖久(まついやすひさ)
助教 丹藤由希子(たんどうゆきこ)
电话番号:022-717-8571、022-717-8572
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