2021年 | プレスリリース?研究成果
世界初!统一シミュレーションにより、木星や土星などの「巨大ガス惑星」の形成过程を解明
【本学研究者情报】
〇大学院理学研究科 教授 田中秀和(たなか ひでかず)
【概要】
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院理学研究科の小林 浩 助教は、国立大学法人东北大学大学院理学研究科の田中 秀和 教授との共同研究で、世界で初めて、0.1ミクロンサイズのダスト注1)から1万办尘サイズの惑星までの成长过程を、惑星形成の母体となる原始惑星系円盘注2)全体(地球から太阳の距离の100倍程度の大きさ)で取り扱う、精密かつ统一的な计算机シミュレーションにより解明しました。この统一シミュレーションにより、长年の谜であった、太阳系の木星や土星のような「巨大ガス惑星注3)」の形成の道筋を新たに発见しました。
惑星系の中で最も重い巨大ガス惑星は、他の惑星の环境にも影响を与えます。巨大ガス惑星形成の道筋が明らかになったことで、地球の环境形成にも示唆が与えられるとともに、太阳系外惑星注4)系において、生命を育む惑星(ハビタブル惑星)の形成についても议论ができるようになりました。
本研究は、太阳系の惑星だけでなく、系外惑星も含めたハビタブル惑星起源の全容解明につながることが期待されます。
本研究は、平成30年度から始まった新学术领域「星?惑星形成」の支援のもとで行われたものです。
図1:惑星形成の概念図
【用语解説】
注1)ダスト:
星が形成される时、原始惑星系円盘に持ち込まれる。最初は0.1ミクロン程度の大きさであり、付着成长をくり返し「ぶどうの房」のような形状で大きくなる(図1参照)。
注2)原始惑星系円盘:
星形成过程で星の周りに作られる円盘。大きさは地球と太阳の距离(天文単位)の100倍ほど。この円盘の中で惑星は作られる。
注3)巨大ガス惑星:
木星や土星のような惑星。主に水素やヘリウムのガスで构成されるが、まず地球の10倍ほどの重い固体核が形成され、それがガスを大量に集积して形成される。
注4)太阳系外惑星(もしくは、系外惑星):
太阳以外の恒星の周りを公転する惑星のことである。すでに5000个以上の系外惑星が発见されている。
问い合わせ先
东北大学大学院理学研究科
教授 田中 秀和(たなか ひでかず)
罢贰尝:022-795-6504
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(*を蔼に置き换えてください)