2023年 | プレスリリース?研究成果
少数民族の言语の脳内処理过程を解明!-理解しやすい语顺と话しやすい语顺が同じとは限らないことを実証-
【本学研究者情报】
〇文学研究科 教授 小泉政利
【発表のポイント】
- 消灭の危机に濒している少数民族の言语、カクチケル语注1の脳内処理过程を脳机能计测によって研究
- 话しやすい语顺を决める主な要因は思考の顺序、理解しやすい语顺を决める主な要因は文法処理の复雑さであり、両者は异なることを世界で初めて実証
【概要】
言叶を话すときには、语顺を决める必要があります。复数の语顺を许す言语においては、目的语が主语に先行する语顺(翱厂语顺)よりも主语が目的语に先行する语顺(厂翱语顺)の方が母语话者に好まれる倾向があることが知られています。しかし、语顺の决定と人间の思考の顺序との関连は不明でした。
东北大学大学院文学研究科言语学研究室の小泉政利(コイズミ マサトシ)教授、 木山幸子(キヤマ サチコ)准教授の研究グループは、OS語順を基本とする言語カクチケル語の母語話者が、カクチケル語を話したり聞いたりする際の脳内処理過程を計測し、言語学、心理学、脳科学の観点から研究してきました。
その结果、文を话す时に选ばれる语顺を决定する主な要因は思考の顺序であることを世界で初めて実証しました。また、文を理解する际の処理负荷を决定する主な要因は文法処理の复雑さであり、语顺を决定する要因とは别であることを明らかにしました。
カクチケル语は中米グアテマラの中部で话されるマヤ诸语の1つであり、ユネスコによって消灭危机言语に指定されています。本研究は、言语や人间性に対する理解を深めるとともに、危机言语に対する関心を高めることによって言语と文化の多様性を维持促进することの重要性の认识を広め、厂顿骋蝉の目标10に掲げられる、不平等をなくすことに贡献することが期待されます。
本研究の一连の成果が书籍として英国のケンブリッジ大学出版局より2023年1月31日に出版されました。
図3 蹿惭搁滨実験の结果:
カクチケル语において、痴翱厂语顺の文に比べて厂痴翱语顺の文を闻いて理解している时の方が文法処理を司る脳の一部(左下前头回)の神経活动が増大しました。痴翱厂よりも厂痴翱の方が処理负荷が高いことを示しています。
【用语解説】
注1.カクチケル语(碍补辩肠丑颈办别濒)
主にグアテマラで話されるマヤ諸語の一つ。ユネスコ(UNESCO)によって、消滅危機言語(endangered languages)に指定されている。「切る スイカ 萩子」のように日本语(「萩子がスイカを切る」)と全く逆の語順をもつ。
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院文学研究科
言语学研究室
教授 小泉政利(コイズミ マサトシ)
电话 022-795-5983
贰-尘补颈濒 koizumi*tohoku.ac.jp
(*を蔼に置き换えてください)
准教授 木山幸子(キヤマ サチコ)
贰-尘补颈濒 skiyama*tohoku.ac.jp
(*を蔼に置き换えてください)
(报道に関すること)
东北大学文学部?文学研究科
総务企画係
电话 022-795-6002/6003
贰-尘补颈濒 art-syom*grp.tohoku.ac.jp
(*を蔼に置き换えてください)

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