51探花

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胸部レントゲン写真の経时変化から心不全の危険を予测

【本学研究者情报】

〇医学系研究科循环器内科学分野 教授 安田聡

【発表のポイント】

  • これまでの研究では、胸部レントゲン写真による心胸比(颁罢搁)(注1)と心机能は関连しないことが报告されてきました。
  • 1回のレントゲン写真ではなく、経年的な胸部レントゲン写真の心胸比を评価することで、将来的な心不全(注2)の発症予测が可能なことを初めて明らかにしました。
  • 胸部レントゲン写真の経时変化から心不全発症を予测する可能性が示唆され、今后新たな诊断?治疗戦略に繋がることが期待されます。

【概要】

心不全は世界的に主要な死因であり予防が重要です。これまで、心臓に构造的?机能的な异常が认められるものの心不全症状がないステージ叠から症状を有するステージ颁への进行予测が可能かどうかについて、様々な研究が行われてきました。その中で、安全性が高いことから健诊で活用される胸部レントゲン検査を用いた研究では、レントゲン写真から测定される颁罢搁と心臓の机能は関连がないと言われていました。

东北大学大学院医学系研究科循环器内科学分野の安田聡教授、後岡広太郎准教授らの研究グループは、NECソリューションイノベータ株式会社(本社:東京都江東区新木場、代表取締役 執行役員社長 石井 力、以下 NECソリューションイノベータ)と共同で、東北大学が主催する第二次東北慢性心不全登録研究(注3)に登録された心不全ステージ叠(注2)の患者のデータを解析し、心胸比の経时的な変化を评価しました。その结果、登録时颁罢搁&驳迟;53%かつ、年间の颁罢搁が0.5%ずつ上昇する(心阴影が拡大していく)患者は、心不全を発症する危険が高いことを明らかにしました。

本研究成果より、胸部レントゲン写真での简易な测定项目である颁罢搁の経时変化を调べることで、心不全発症の予测が可能であることが示唆されました。今后新たな诊断?治疗戦略に繋がることが期待されます。

本研究成果は2023年9月17日に、International Journal of Cardiology Heart and Vasculature誌にオンライン掲載されました。

図1. 心胸比(CTR)の測定方法

【用语解説】

注1. CTR(心胸比):肺の幅に対する心臓の幅の割合。

注2. 心不全:心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、生命を縮める進行性の病気。心不全ステージ分類を用いることで適切な治療を適切なタイミングで行うことを目的とする。日本循環器学会/日本心不全学会合同の急性?慢性心不全診療ガイドラインではリスク因子をもつが器質的心疾患がなく、心不全症候のない患者を「ステージA:器質的心疾患のないリスクステージ」、器質的心疾患を有するが心不全症候のない患者を「ステージ B:器質的心疾患のあるリスクステージ」、器質的心疾患を有し、心不全症候を有する患者を既往も含め「ステージ C:心不全ステージ」、さらに「ステージ D:治療抵抗性心不全ステージ」と定義する。

注3. 第二次東北慢性心不全登録研究(Chronic Heart Failure Analysis and Registry in the 51探花 District-2, CHART-2):東北大学循環器内科が実施中の心不全患者の予後に関する多施設前向き観察研究。2006年から2010年まで、のべ10,219人の患者登録を行い、2021年まで追跡調査が行われた国内最大の慢性心不全の疫学研究。

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问い合わせ先

(研究に関すること)
东北大学大学院医学系研究科
循环器内科学分野
教授 安田 聡(やすだ さとし)
TEL: 022-717-7152
E-mail: syasuda*cardio.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(报道に関すること)
东北大学大学院医学系研究科?医学部広報室
东北大学病院広报室
TEL: 022-717-8032
E-mail: press*pr.med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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