2025年 | プレスリリース?研究成果
植物ホルモンの"原料"の新機能を発見! ― 植物の環境ストレス耐性を高める鍵となる中間物質の「第2の顔」 ―
【本学研究者情报】
〇大学院理学研究科 化学専攻
教授 上田 実(うえだ みのる)
【発表のポイント】
- 植物の耐塩性や低温耐性に関与する遗伝子の発现を活性化する新たな化学シグナル(注1)を同定しました。
- 「植物ホルモンが作られる途中の分子が、ホルモン本体とは别の重要な役割を担っている」という、従来の常识を覆す発见をしました。
- この仕组みを応用することで、寒さや塩害に强い作物の开発など、持続可能な农业技术の発展につながることが期待されます。
【概要】
ジャスモン酸类は、植物が寒さや害虫といった様々な环境ストレスから自らの体を守る仕组みの中心的な役割を果たしている植物ホルモンです。
东北大学大学院理学研究科?生命科学研究科の上田 実 教授、西里 祐宇保 大学院生、齋藤 里菜 博士(研究当時)らの研究グループは、そのジャスモン酸類が作られる過程で生じる中間物質が、耐塩性や低温耐性など、これまで知られていなかった独自の生理機能を持つことを明らかにしました。
本成果は、植物のストレス応答制御メカニズムの理解を大きく进展させるものであり、将来的には环境ストレスに强い作物の开発など、持続可能な农业技术への応用が期待されます。
本研究成果は、7月21日(英国標準時)に科学誌Nature Communicationsのオンライン版に掲載されました。
図1. 植物ホルモン ジャスモン酸類(JA-Ile)が原料(cis-翱笔顿础)から作られる途中の代谢物が、ホルモン本体とは别の重要な役割を担っている
【用语解説】
注1. 化学シグナル:植物の生理機能のほとんどは、植物ホルモンを始めとする化学物質で制御されています。これらの化学物質のことを、生体内の信号分子=化学シグナルと呼びます。
【论文情报】
タイトル: Downstream metabolites of (+)-cis-12-oxo-phytodienoic acid function as noncanonical bioactive jasmonates in Arabidopsis thaliana.
著者: Minoru Ueda*, Rina Saito, Yuho Nishizato#, Tsumugi Kitajima#, and Nobuki Kato
#contributed equally
*責任著者:东北大学大学院理学研究科 教授 上田 実
掲載誌:Nature Communications
顿翱滨:
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院理学研究科化学専攻
生命科学研究科 兼担
教授 上田 実(うえだみのる)
电话:022-795-6553
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(*を蔼に置き换えてください)
<报道に関すること>
东北大学大学院理学研究科
広报?アウトリーチ支援室
電話: 022-795-6708
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(*を蔼に置き换えてください)

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