2025年 | プレスリリース?研究成果
多数の光の渦を物質に転写して可視化することに成功! ~物質中での渦の生成、消滅、操作の新展開~
【本学研究者情报】
〇大学院工学研究科応用物理学専攻 教授 小野円佳
【概要】
千葉大学大学院工学研究院の尾松 孝茂教授、千葉大学分子キラリティー研究センターの平山 颯紀特任助教と、東北大学大学院工学研究科の小野 円佳教授、木崎 和郎助教、赵 君婕 (Zhao Junjie) 学振外国人特別研究員と北海道大学電子科学研究所の田口 敦清准教授の研究チームは、光の波面に複数の渦が同時に存在する多重光渦注注1,2)を物质に転写して构造として可视化することに成功しました。また光のスピン角运动量と轨道角运动量のベクトル合成(光のスピン轨道相互作用注3))の効果により、涡の大きさや位置が大きく変化することを见出しました。
この結果は、一つの光で多数の微小物質を同時に捕捉?輸送?回転?操作できる光マニピュレーション注4)の新たな技術として、渦の物理学、キラリティー化学など、非常に幅広い分野での応用が期待されます。 本研究成果は、2025年11月18日に、学術誌Nanophotonicsで公開されました。
図1多重光涡で记録されたレリーフとコンピューターシミレーション解析により求めた涡。
【用语解説】
注1)光涡(ひかりうず):光の波面(波の进行方向に対して垂直な等位相面)が、螺旋阶段のようにねじれた光のこと。波面の中心部に光が全くない暗点(位相特异点と呼ばれる波面の涡)があり、ドーナツ型の光强度分布を持っている。また、螺旋波面のねじれに由来して「轨道角运动量」という物理量を持つことが知られている。
注2)多重光涡(たじゅうひかりうず):异なるねじれの回数(次数)を持つ光涡を合成してできた光で、一つの光の波面の中に复数の位相特异点(波面の涡)を同时に含んでいる光。
注3)光のスピン轨道相互作用:光は、螺旋波面に由来する「轨道角运动量」と、螺旋电场である円偏光に由来する「スピン角运动量」という2种类の回転の性质(角运动量)を持っている。これら2つが互いに强めあったり弱めあったりする现象を「光のスピン轨道相互作用」と呼ぶ。
【论文情报】
タイトル:Surface relief formation with light possessing multiple vortices
著者:Junjie Zhao, Kazuro Kizaki, Atsushi Taguchi, Madoka Ono, Soki Hirayama, Takashige Omatsu
雑誌名:狈补苍辞辫丑辞迟辞苍颈肠蝉
顿翱滨:
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院工学研究科 教授 小野円佳
TEL: 022-795-7952
Email: madoka.ono.d7*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(报道に関すること)
東北大学大学院工学研究科 情報広報室
担当 沼泽みどり
TEL: 022-795-5898
Email: eng-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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