2026年 | プレスリリース?研究成果
アミロイドの種類が睡眠と脳活動を左右する ~线维化础β40と线维化础β42がマウスの睡眠?皮質脳波に異なる影響~
【本学研究者情报】
〇学际科学フロンティア研究所 准教授(国际卓越笔滨) 奥村正树
〇学际科学フロンティア研究所 助教 金村进吾
【発表のポイント】
- 线维化Aβ投与により、マウスの睡眠状态と皮质脳波活动が変化。
- 线维化Aβ40と线维化Aβ42では、睡眠と脳活动への影响が异なることを明らかに。
- アルツハイマー病に伴う睡眠障害の病态理解や诊断?治疗戦略の検讨に贡献すると期待。
【概要】
北海道大学大学院理学研究院の常松友美准教授らの研究グループは、东北大学学际科学フロンティア研究所の佐栁友規学術研究員(研究当時)、奥村正树准教授、韓国基礎科学研究所の李 映昊教授らとともに、アルツハイマー病の原因物質として知られる线维化アミロイドベータ(Aβ)が、マウスの睡眠と脳波活動(皮質オシレーション)に及ぼす影響が、线维化础βの種類によって大きく異なることを明らかにしました。
アルツハイマー病では記憶障害などの症状に加えて睡眠障害がしばしば報告されますが、その神経生理学的メカニズムは十分に解明されていませんでした。本研究では代表的な2種類の线维化Aβ(线维化础β1-40、线维化Ab1-42)をマウス脳内に一度だけ投与し、その後の睡眠?覚醒状態及び脳波活動を解析しました。その結果、线维化Aβ40投与群では睡眠時間の大きな変化は少ない一方で覚醒時の脳波に変化が見られ、线维化Aβ42投与群ではレム睡眠が減少するなど睡眠構造自体に顕著な変化が見られました。これらの結果は、线维化Aβが一様に睡眠を障害するのではなく、线维化础βの種類に応じて異なる病態メカニズムで睡眠及び脳活動を変調する可能性を示しています。本成果は、アルツハイマー病に伴う睡眠障害の理解に貢献し、今後の病態解明や治療戦略の検討につながることが期待されます。
なお、本研究成果は、2026年2月25日(水)公开のBiophysical 颁丑别尘颈蝉迟谤测誌にオンライン掲载されました。
线维化础βの种类による睡眠と脳活动への影响の违い
线维化础β40または线维化础β42をマウス海馬へ両側投与し、睡眠?覚醒状態及び皮質脳波活動(皮質振動)を解析した。両群で皮質脳波の変化が認められたが、线维化础β42ではレム睡眠の减少に加え、神経细胞脱落が示唆された。
【论文情报】
論文名:Amyloid fibrils in Alzheimer's disease differently modulate sleep and cortical oscillations in mice depending on the type of amyloid
(アルツハイマー病関连アミロイド线维は、その种类によってマウスの睡眠と皮质脳波活动を异なる形で変化させる)
着者名:佐栁友规1、奥村正树1、Yuxi LIn2、金村进吾1、Euuyoung Moon3、Yunseok Heo2、髙原桂子1、李 映昊1, 2, 4, 5, 6、常松友美1, 7(1东北大学学际科学フロンティア研究所、2韩国基础科学研究所タンパク质构造?创薬机构研究センター、3韩国基础科学研究所电子顕微镜研究センター、4韩国科学技术院バイオ分析科学、5忠南大学校分析科学技术大学院、6中央大学校システムバイオテクノロジー学科、7北海道大学大学院理学研究院)
雑誌名:Biophysical Chemistry(生物物理化学の専門誌)
DOI:
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学学际科学フロンティア研究所
大学院生命科学研究科 動的構造生化学分野(兼)
准教授(国際卓越研究者 :
ディスティングイッシュトアソシエイトプロフェッサー)
奥村 正樹
TEL:022-795-5764
Email: okmasaki*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(报道に関すること)
東北大学 学際科学フロンティア研究所 企画部
特任准教授 藤原 英明(ふじわら ひであき)
TEL: 022-795-5259
Email: hideaki*fris.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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