2026年 | プレスリリース?研究成果
金属粒子の扁平化工程のスケールアップ方法を開発 ―量産化コスト削減に期待―
【本学研究者情报】
〇大学院环境科学研究科 大学院生 小岛拓也
多元物质科学研究所 助教 久志本筑
多元物质科学研究所 教授 加纳纯也
【発表のポイント】
- 太阳电池などの电极や半导体?电子部品の基板実装に使用されるフレーク状银粒子の製造工程である、ボールミルを用いた扁平化工程のスケールアップ(大型化とその运転条件决定)手法を新たに开発しました。
- 小型机での扁平化実験结果と、ボールミル中のボール挙动のシミュレーション结果を解析し、大型机での扁平化実験结果を予测可能にしました。
- スケールアップにおける実験工数、コストを大幅に削减し、よりよい製品を迅速に量产化する技术への贡献が期待されます。
【概要】
太阳电池の集电电极など、高信頼性が要求される部材には、银粒子を含有した导电性ペーストがよく用いられます。ボールミルを用いて扁平化したフレーク状银粒子は、粒子同士が平坦な面で接触し导电パスが形成されやすくなるため、他形状の银粒子と比べ、导电性の向上が期待できます。高価な银の使用量を削减するため、小型机を用いて开発されたフレーク状银粒子を効率的に大型机で量产化する必要があります。量产化のためには、扁平化工程をスケールアップ(大型化とその运転条件决定)することが求められる一方で、そのスケールアップ手法はこれまで确立されていませんでした。
東北大学 大学院環境科学研究科 博士後期課程の小島拓也大学院生、同大学 多元物質科学研究所の加納純也教授、久志本築助教は、DOWAエレクトロニクス株式会社と共同で、ボールミルを用いた銀粒子の扁平化工程における、離散要素法(DEM(注1))と呼ばれる計算手法を援用し、大型機での実験結果を予測するスケールアップ手法を新たに開発しました。本成果により、スケールアップにおける実験工数、コストを大幅に削减し、よりよい製品を迅速に量产化する技术への贡献が期待されます。
本研究成果は2026年3月18日付で、科学誌Scientific Reportsに掲載されました。
図1. 銀粒子の扁平化工程における粒子形状の変化の例
【用语解説】
注1. DEM: 離散要素法(Discrete Element Method)の略称です。DEMは、固体状の要素個々に作用する力をモデル化し運動方程式を立て、その方程式を逐次的に解き要素個々の運動を追跡することで、要素群全体の挙動を表現し解析する方法です。今回扱ったボールの運動だけでなく、粒子の集合体である粉体挙動など、不連続な運動や現象の表現を得意としています
【论文情报】
タイトル: A scaling up of flattening silver particles using dry ball milling by DEM simulation
著者: Takuya Kojima*, Kizuku Kushimoto, Daisuke Oka, Yutaka Hisaeda, Junya Kano
*責任著者: 東北大学 環境科学研究科 大学院生 兼 DOWA エレクトロニクス株式会社 小島 拓也
掲載誌: Scientific Reports
DOI:
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学多元物质科学研究所
助教 久志本 築(クシモト キズク)
TEL: 022-217-5136
Email: kizuku.kushimto.d2*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(报道に関すること)
东北大学多元物质科学研究所
広报情报室
TEL: 022-217-5198
Email: press.tagen*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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