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稀有な免疫細胞による骨再生の促進を発見 ―口腔粘膜を起点とした新たな抜歯後骨再生メカニズムを解明―

【本学研究者情报】

〇大学院歯学研究科 讲师 近藤威
大学院歯学研究科 教授 江草宏

【発表のポイント】

  • 歯を抜いた后の骨再生を制御する免疫メカニズムは十分に解明されていませんでした。
  • 口腔粘膜の线维芽细胞が2型自然リンパ球(滨尝颁2)(注1)を活性化し、抜歯后の骨再生を诱导する新规のメカニズムを発见しました。
  • 抜歯后のインプラント治疗を含む新たな骨再生医疗戦略につながることが期待されます。

【概要】

抜歯すると噛む刺激が失われて顎の骨(歯槽骨)が溶けることで顎の形态が大きく変化(骨吸収)し、その后のインプラントや义歯治疗を困难にします。しかし、歯を抜かれて炎症を起こした抜歯窝(注2)においてどのような免疫细胞が骨再生を制御しているのかは十分に解明されていませんでした。

东北大学大学院歯学研究科の佐藤友美大学院生(研究当时)、近藤威讲师、江草宏教授らの研究グループは、组织修復に深く関わっていることで近年注目を集めている2型自然リンパ球(滨尝颁2)が抜歯后の骨再生を促进することを発见しました。さらに、口腔粘膜の线维芽细胞が损伤时にインターロイキン33(滨尝-33)というサイトカインを放出し、滨尝颁2を活性化することで骨再生を促进する新たな免疫制御机构を明らかにしました。

本研究成果は、口腔粘膜や各组织に少数しか存在しない希少な免疫细胞滨尝颁2が骨再生治疗に向けた新たな标的となる可能性を示し、インプラント治疗を含む抜歯后の骨吸収抑制や次世代の骨再生医疗への応用が期待されます。

本成果は、2026年6月22日に科学誌Journal of Dental Researchのオンライン版に掲載されました。

図1. 抜歯窩におけるILC2の数とIL-13産生の変化

【用语解説】

注1. 自然リンパ球:これまで広く知られていたB細胞やT細胞などのリンパ球に対して、近年日本の研究者によって新たに発見された抗原受容体を持たないリンパ球。T細胞と類似した機能を示し、ILC1、ILC2、ILC3に分類される。各組織に少数しか存在しない。

注2. 抜歯窩(ばっしか):歯を抜いた後に顎の骨に形成される欠損部。抜歯後、欠損部位に様々な細胞が集積し、組織の修復過程を経て最終的に新しい骨が形成される。この過程で顎の骨の形態が部分的に変わることが知られている。

【论文情报】

タイトル:Gingival Fibroblast-Driven Osteoimmunology via the IL-33-ILC2-IL-13 Axis
著者:Yumi Sato, Takeru Kondo*, Koki Otake, Sara Ambo, Amal Ashry, Kulapatch Engkatanachai, Hiroshi Egusa*
*责任着者:
东北大学大学院歯学研究科 次世代歯科材料工学讲座 講師 近藤 威
东北大学大学院歯学研究科 分子?再生歯科补缀学分野 教授 江草 宏
掲載誌:Journal of Dental Research
顿翱滨:

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问い合わせ先

(研究に関すること)
东北大学大学院歯学研究科
次世代歯科材料工学讲座
講師 近藤 威(こんどう たける)
TEL: 022-717-8433
Email: takeru.kondo.a7*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

东北大学大学院歯学研究科
分子?再生歯科补缀学分野
教授 江草 宏(えぐさ ひろし)
TEL: 022-717-8363
Email: hiroshi.egusa.e2*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(报道に関すること)
东北大学大学院歯学研究科
広报室
TEL: 022-717-8260
Email: den-koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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