2026年 | プレスリリース?研究成果
がん遺伝子パネル検査による新たな治療選択が予後改善を示唆 ―東北大学病院1,643例のリアルワールド解析―
【本学研究者情报】
〇大学院医学系研究科 准教授 城田英和
【発表のポイント】
- 1,643例のがん遗伝子パネル検査を解析し、国内有数の単施设リアルワールドデータ(注1)として検査后の治疗状况を検讨しました。
- 株式会社日立ハイテクと共同开発してきた「エキスパートパネル(注2)支援システム」が、がんゲノム医疗の质向上と新规治疗开発につながる诊疗基盘として贡献しました。
- がん遗伝子パネル検査で新たな治疗が提案され、その治疗を受けた患者では、治疗を受けられなかった患者よりも生存期间が长く、検査が患者の治疗に役立つ可能性が示されました。
【概要】
近年、がんの遗伝子を详しく调べ、一人ひとりに合った治疗を选ぶ「がんゲノム医疗」が広く行われるようになってきました。しかし、検査后の推奨治疗による予后改善の検証や诊疗へのフィードバックが课题でした。
东北大学病院个别化医疗センターの猿舘知恵看护师、土桥美纪看护师、佐々木真亜子认定遗伝カウンセラー(3名の共同笔头着者)と东北大学大学院医学系研究科临床肿疡学分野の城田英和准教授らの研究グループは、2019年から2024年までに东北大学病院で実施した1,643例のがん遗伝子パネル検査を対象に、検査后の治疗内容と患者予后を详细に追跡しました。また、株式会社日立ハイテクと共同开発した患者情报の追跡を可能にする「エキスパートパネル支援システム」を活用して、解析を行いました。
その结果、14.6%の患者に新たな治疗が提案され、そのうち118例(7.2%)が実际に推奨治疗を受けました。さらにその治疗を受けた患者では遗伝子パネル検査を受けた后の生存期间中央値が有意に延长し、がん遗伝子パネル検査が患者の治疗机会を拡大し、予后改善につながる可能性が示されました。
本論文は、7月7日に国際学術誌Scientific Reportsに掲載されました。
図1. 東北大学病院と株式会社日立ハイテクが共同開発したエキスパートパネル支援システムの概要 患者情報、遺伝子変異、治療提案を一元管理し、多職種で共有する診療支援システム。
【用语解説】
注1. リアルワールドデータ:日常の医療現場から得られる実臨床データのこと
注2. エキスパートパネル:がんゲノムプロファイリング検査の結果を多角的に分析し、その患者さんに最適な治療法(分子標的薬など)を検討する専門家集団の会議のこと
【论文情报】
タイトル:Clinical Utility of Comprehensive Genomic Profiling Tests Using MTB Management System at a Single Center in Japan
着者:猿舘知恵、土桥美纪、佐々木真亜子、城田英和*、岩崎智行、多田寛、岛田宗昭、川守田直树、金森政之、宫内栄作、新妻秀刚、笠原佑记、大内康太、今井源、西条宪、小峰启吾、高桥雅信、古川彻、横田彩、金森英司、川上尚人、石冈千加史
*责任着者:东北大学大学院医学系研究科临床肿疡学分野 准教授 城田英和
掲載誌:Scientific Reports
顿翱滨:
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院医学系研究科
临床肿疡学分野
准教授 城田 英和(しろた ひでかず)
TEL: 022-717-8543
Email: hidekazu.shirota.e1*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(报道に関すること)
东北大学高等研究机构未来型医疗创成センター
企画推进室 広报担当
教授 长神 风二 (ながみ ふうじ)
TEL: 022-274-2371
Email: ingem-jimu*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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