2026年 | プレスリリース?研究成果
高血圧に関わるホルモン産生を抑制する化合物を培養細胞で確認 ―ホルモンの過剰産生を抑える創薬開発の手がかりとなる可能性―
【本学研究者情报】
〇大学院医学系研究科 学术研究员 尾坪优李
【発表のポイント】
- 6,080种类の化合物から、高血圧の原因となるホルモン「アルドステロン」の产生を抑える化合物「化合物35」を见いだしました。
- 化合物35は病気に関连する遗伝子変异を持つ培养细胞で、アルドステロンをつくる酵素の遗伝子発现とホルモンの分泌を低下させることを実験で确认しました。
- 化合物35は、ホルモンの过剰な产生を抑える薬の开発に向けた手がかりとなる可能性があります。动物やヒトでの有効性?安全性は今后のさらなる検証が必要です。
【概要】
高血圧の原因の一つに、副肾からアルドステロンというホルモンが过剰に分泌される「原発性アルドステロン症」(注1)があります。原発性アルドステロン症の新たな治疗法の开発に向け、アルドステロンの过剰产生を抑える化合物が求められています。
东北大学大学院医学系研究科尾坪优李学术研究员、菅原明教授、横山敦准教授らの研究グループは、同薬学研究科、东北医科薬科大学と共同で、6,080种类の化合物から、病気に関连する遗伝子変异を持つ培养细胞でアルドステロンの产生を抑える新たな化合物「化合物35」を见いだしました。この化合物は、アルドステロンをつくる酵素颁驰笔11叠2の遗伝子発现(注2)を低下させ、培养液中に分泌されるアルドステロン量を减少させる働きがあることが分かりました。本成果は、ホルモンが过剰につくられる仕组みに着目した薬の开発に向けた手がかりとなる可能性があります。
本成果成果は、2026年9月12日に、Biochemical and Biophysical Research Communications誌に掲載されました。
図1. 化合物35を見いだした研究の流れと主な結果
多数の化合物から候补を绞り込み、碍颁狈闯5の尝168搁変异を导入した培养细胞で评価しました。化合物35は、颁驰笔11叠2の尘搁狈础量とアルドステロンの分泌量を低下させました。
【用语解説】
注1. 原発性アルドステロン症:副腎でアルドステロンが過剰につくられ、高血圧などを引き起こす病気です。
注2. CYP11B2と遺伝子発現:CYP11B2はアルドステロンの合成に必要な酵素です。遺伝子発現は、遺伝子の情報が読み出されることです。本研究では、その際につくられるmRNAの量を測定しました。
【论文情报】
タイトル:Identification of a novel small-molecule compound that suppresses depolarization-induced CYP11B2 expression and aldosterone production in KCNJ5 mutant adrenocortical cells.
著者:Yuri Otsubo*, Hiroki Shimada, Keita Hoshi, Ryo Ito, Thanh Phuong Nguyen, Hiroyuki Yamakoshi, Kosuke Ohsawa, Hirofumi Ueda, Hidetoshi Tokuyama, Yoshiro Saito, Yoshiharu Iwabuchi, Takayuki Doi, Yasuhiro Nakamura, Akira Sugawara, Atsushi Yokoyama
*責任著者:东北大学大学院医学系研究科 分子内分泌学分野 学術研究員 尾坪優李
掲載誌:Biochemical and Biophysical Research Communications
顿翱滨:
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院医学系研究科
分子内分泌学分野
学术研究员 尾坪 优李(おつぼ ゆうり)
TEL:022-717-8081
Email: yuri.otsubo.q2*alumni.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
准教授 横山 敦(よこやま あつし)
TEL:022-717-8081
Email: atsushi.yokoyama.c6*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(报道に関すること)
东北大学大学院医学系研究科?医学部広報室
TEL: 022-717-8032
Email: press.med*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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